レディ・マイスターのナイフ

 



レディ・マイスターといえば、首都プロンテラにおいても大したブランドである。
褒めすぎかもしれないが、と、その陽気なBSは苦笑いしながら彼に語った。
確かに品質としては、かなり良いものに違いない。
生半可なBSでは作り出すことすら躊躇う「星の欠片」を混ぜ込んだ武器は、レディ・マイスター・メイドのものでは当たり前のように存在するし、品質改良加工…俗に言う、「+」も、短剣では8・9くらいしてあってから出回る。
「だから…」
陽気なBSは苦笑いを消そうともせず、続けた。
「彼女の作り出した『不良品』に行き当たるなんて、モノスッゴイ確率なワケ。」
またこれに出会うなんてねえ、と、陽気なBSは溜息をついた。
何の変哲もない一本のナイフ。
普段の仏頂面のまま、それの持ち主…
ネオジムは、ナイフの柄に掘り込まれた『RM』の印章をじっと見つめていた。
「それで。それは結局使い物にはならないんですか。」
「お兄さんは、昔々、レディにお世話になったもんさ。」
お兄さんを自称しているものの、このBSはネオジムの実の兄というわけではない。
「質問に答えてくれてませんよ、ラークさん。」
名はスピークラーク。ただの変態である。今のところ。
顔を逸らして思い出に浸ろうとしたラークの顔が、言葉に詰められてギクリと歪む。
まあ、つまりはそういうことなのかと、ネオジムは納得した。
「ま、ままま、まぁ…うん…。道具として以上の力は…ちょっと丈夫、かな」
一生懸命刃を調べるフリをして、ラークは慌てて取り繕いまくる。が、あまりに虚しかった。
「要するに俺は、昨日丸一日プロンテラで人ゴミに揉まれて、失神しそうになりながら属性ナイフを探して、大枚はたいて詐欺に遭ってきたってワケですか。」
嘆息しつつ、ボソリ。
「あー…いや、そうじゃないの。うん。」
言い辛そうに、ネオジムの俯いた顔に向けて、ラーク。
「レディ・マイスター・メイドの『完全素』ナイフなんてさァ…そこいらの属性ナイフより貴重だと思うよ…?」
「………。」
要するに、そのナイフはやたら貴重なのである。
なにしろ、名だたる名工の「習作」なのだから。
「…俺はコレクターじゃありませんよ。」
「だろうねえ…」
ははは、と力無い笑いに誘発されたかのように、ネオジムはもう一つ大きな溜息をついた。

一緒に狩りに行かないかと誘うラークに、「絶対ごめんです」と、やんわりきっぱり断って、ネオジムは朝のイズルードを歩き出した。
別にラークと一緒に行っても良かったのだが(ある意味)、やはり、ナイフのことが少々納得行かない。
武器といえば幸い、もうひとつ心当たりがある。
「おはようございます。」
小さな衛星都市ならではの安さを誇る旅人宿が、いくつも建ち並んでいる一角。
朝らしい、冒険者らしくない挨拶をかましながら扉をくぐると、ちりりんと軽やかな鈴の音。
「あら、ネオジムちゃん」
「…女将さん。」
何故自分に限って「ちゃん」付けで呼ばれる事が多いのだろうと肩をコケさせながら、目上の女性に対する礼を取る。
「相変わらず丁寧だこと、兄さんとは大違いだねェ。」
「今、居ますか?」
からからと明るく笑う女将。
ここはネオジムの兄、どういうわけか姉の名前を使っているタイガー・リリィとその相棒、赫猫ラジウムの定宿である。
「昨日、呑み過ぎたみたいだからねェ。今頃部屋で潰れてんじゃないかい。」
よく笑う女将は、笑顔で教えてくれた。

「兄さん。」
ギシギシと頼りない階段を上がって、二階の一番隅の部屋。
木製の扉越し、ノック+呼びかけに反応はない。
ノックがこんこん、から、だんだん、に変化しても、扉の向こうは静まり返ったままだ。
「…。」
男兄弟の気安さでドアノブを捻ると、あっさりと開く。
「いない…?」
足を踏み入れる。
ぐに。
「ぐぇ。」
「に、兄さん…」
自らの足の下に、絨毯と見紛うばかりの兄の姿を見つけて、さしものネオジムも不気味げに呻く。
「何の冗談ですか、兄さん。」
「冗談じゃねぇ…っ・・・早くどけぇぇぇ…」
恐らく昨夜酔いつぶれて、誰かが親切にもこの部屋に放り込んで行って、それきりここで眠ってしまっていた、というところだろう。
しょうがない、とネオジムはまた嘆息して、兄のやたら長い髪をむず、とつかむ。
「いででででで…」
上がった弱々しい悲鳴を完全無視して、お荷物をベッドの上に引き上げる「ふにゃっ!?」兄は2M近い背丈に見合う体重の持ち主だ「うぎゅうぎゅ」。手足を持って優しく引き摺っていたら重くてやりきれない。「にぎゃっ!!」よいしょ、とシーツに放り出し「に”-―――っ!!!」…
「…さっきから猫が何処かで喧嘩してるみたいですね。」
「ぢがうのー…ぎゅう。」
巨大な黒犬を放り出したベッドの中から、にょろりと一本手が伸びた。
「ラジウムさんまで。何の冗談なんです、本当に。」
ただベッドの中で丸まって寝ていただけの赫猫に向かって、ネオジムは今日何度目かわからない嘆息を洩らした。
「………。」
「…………。」
朝っぱらから赤バー(元気が無いこと)気味の二人がようやっと落ち着いた頃、食事の前にとネオジムはナイフを取り出して見せた。
「へぇ。レディ・マイスターの武器か。」
気付いたのは猫の目。面白そうに細められる。
「『RM』の印章入りだし、間違いないねー…って、あれ?」
「気付きましたか、ラジウムさん。」
「うん、そりゃ判るよ。リリィだって見れば判るよ。リリィ?」
自分の手持ちの「+」加工付き属性ナイフと見比べながら、ラジウムは沈黙を続けるリリィに話を振る。
「やっぱり、属性の輝きが無い?」
ラジウムの手の中、水属性のアイスナイフが、冷たい輝きを霧状に放っていた。
地水火風、およそこの世の冒険BSが鍛えた「印章」入りナイフで、その四つの輝きを備えないモノは無いといっても過言ではない。
何故なら、BS鍛え無属性ナイフなぞ、カード加工不能なスロット無しという分、ポリンが落とすそれにも劣るからだ。
「何処で拾った…って訳でもなさそうだね。レディ・マイスター・メイドだし…。」
「コレクター垂涎の役立たずです。」
半眼のネオジムが暗い冗談を飛ばす。ためつすがめつしていたラジウムが生温い笑みを浮かべた。
「そんな事言わなくたって、オークションにでも出したらいいじゃない。ねえ、リリィ。何とか言ってよ。」
もの言わぬ相棒に焦れて、先ほどのダメージをまだ引き摺っているのかと振り返ったラジウムの目に。
「……………。」
絶句して、ひきつったリリィの顔が映った。

「兄さんが、レディ・マイスターの武器に拘っていたと聞きました。」
「あ、ああ…」
妙に歯切れの悪い答えを返す兄の目の前に、ずい、と遠慮も容赦なく、抜き身のナイフを突き出す。
ぎらりと光る刃が、鏡のように怯えきった犬の双眸を照らした。
「買い取って下さい。」
「ぇ、ぁ、ぅん…?」
「ちょ、ちょっとネオ!」
ぼおっとしている兄の顔に、60K、と値札を貼り付けている弟。醜い骨肉の争いに見かねてラジウムが割って入る。
「拘ってたって言っても、それは属性剣手に入れる前の話で…」
お互いの財政状況を知っているだけに、此方も必死だ。
「レディ・マイスターの完全素武器は価値があると、ラークさんが言ってました。」
「価値があるようなモノ集められるわけないでしょ、今俺達、めり込むほど貧乏なんだよ!?」
「どこにめり込むんですか。どこに。」
「ちょっと遠い世界……ってリリィ、どこいくの!」
そそくさと荷物を纏めて、窓から脱出を図るリリィの背がギクリと揺れた。
「ち、ちょっと遠い世界へ…」
「兄さんッ!」
怒鳴るが早いか、どむっ、とマイスターのナイフが窓枠に突き立つ!
「……………ぅ…………。」
丁度、リリィの人差し指と中指の間。
細かく余韻に揺れるナイフに、はらはらと黒髪が何本か舞い落ちた。
「どうして逃げるんですか兄さん。」
「…凶暴な弟が迫ってるからじゃない…?」
ラジウムの突っ込みはとりあえず放置された。
「かっ…勘弁してくれそればっかりはあああああああああ!!」
「は? 兄さん?」
無駄に男前と郷里で褒め称えられた顔を、哀れなまでに涙で濡らして泣き喚く兄に、さしもの仏頂面も少しばかり訝しげになる。
「もうイヤなんだよあんな生活はよぉぉっ!!」
「な、ちょ、ちょっと、リリィ…?」
こんなにうろたえる黒犬を見たのは、先週、女将に見合い話を進められた時以来だと、ラジウムの額にも汗が滲む。
「逃がしてくれええええええ!!」
「な、何ですか兄さん。事情を説明して下さい。」
「いやだああああああ! あの女が来るぅぅぅううう!!」
「あの女って…兄さん? 兄さんっ? ちょっと! ナイフ投げますよ!?」
普段は暴力に訴えることの少ないネオだが、身内とラークにだけは別らしく、ナイフだのカカトだの拳だのは景気良くかます。がすがすげすごすどす。
「がふごふべふっオレは逃げるっ、今回ばっかりは逃げる…!」
「り、リリィ…」
しかし、リリィの逃走を止めたのは拳でもカカトでもなく。
赫い両目にじわっと涙をためた相棒の一言であった。
「俺、何人目?」
「ちがああああああああああああああああああああああああああ!!!」

「……それで。」
いろいろあってまた赤バー気味の黒犬を二人で囲んで、何とも殺気だった朝食と洒落込む。
「事情は説明して貰えますね、兄さん。」
トーストを齧るネオジムの歯と鼻には、僅かに血が纏わりついていた。
「どういうことなの、リリィ?」
レタスとベーコンを挟んだ白パンを頬張るラジウムの頬には、ハッキリとした殴られ痣ができている。
「………。」
化け物の餌定食、付け合せのヒドラ触手の和え物をズルリと飲み込んで、むっつりとへの字口にだんまりを決め込むリリィ。額には切り傷、頬には鬱血、目蓋は腫れ上がり、首には締められ跡と噛み痕、その他まあ傷オンパの勢いで何だかんだと無意味にして壮絶な乱闘を物語るモノができあがっていたりしたが、この期に及んでまだ喋りたくなさそうな態度は崩さない。
「せ・つ・め・い・して貰いますよ!」
「うぐっ…」
流石に、あのコンビネーション総攻撃を再び喰らうのはイヤらしく、顔をゆがめて呻きを洩らすリリィ。
「ら、ラークから聞いてねぇのか…?」
「何を?」
小首を傾げるネオジムの表情に嘘は無いと察したリリィは、はあ、と特大の溜息をついた。そういう仕草は妙に似ている兄弟である。
「あの野郎、一人で逃げやがったな…」
は? と云う顔をする二人。
リリィはもう一つ大きな溜息をついて、問われる前に話し出した。


当時、剣士ですらなく、所謂『ノービス』であったリリィは、行く当ても無く、首都とイズルードを行き来する生活を送っていた。
金も無ければレベルも低い。
自然、防具も武器も安物以下の棍棒に、アドベンチャー・スーツが精一杯。
儲かるダンジョン遠征など無理の上から無理。回復の早さだけを頼りに、バッタの群れに突っ込み、運が良ければボーカルが狩れる。そんな毎日を送る彼の前に現れたのが…
「あの女……レディ・マイスター…!」
「…俺、何人目なのー…?」
「違うっつってんだろうがッ!」

レディ・マイスターはプロンテラを基点に、ミョルニールの浅い地域を主な狩場としていた。
リリィが出会った時点で、既に恐ろしく高レベルだった筈だが、彼女はそのスタイルを変える事が無かった。
「『ノービス』を、武器防具貸与で転職まで面倒みてやる、ってな…首都の南門前で看板立ててやがったのさ。」
遠い眼をして、リリィ。
「条件は出世払い……あの頃はウマい話だと思ったんだよ…やっこさん、メンクイだったしな。」
レディ・マイスターは、派手ないでたちの若い女だった。
長くうねる金髪は美しく、伸びやかな手足にはプロらしい火傷の痕ひとつもない。
「イイ女だったが…」
えぐえぐ言ってるラジウムの頭をこづいて、リリィは続けた。
「性格はサイアクだった。」

レディ・マイスターの応募に寄って来た男ノービスは山と居たが、リリィともう一人、アコライト志望のノービスを残して全て追っ払われた。恐らく、基準は顔だったろう。
結局、彼女の下で面倒を見てもらう事になったのは、リリィとアコライト志望、そしてレディの弟子。
「その弟子ってまさか…」
「ああ。ラークだ。」
スピークラークは当時既に商人だったが、師匠であるレディに相当コキ使われて、独り立ちは難しいというところまでキていた。借金の肩代わりまでさせられていたらしい。
「…あんにゃろう、オレらに警告の一つもしなかったんだぜ。」
ラークにしてみれば、ノービスとはいえ人手は大助かりだったのである。
「タダで、借金取りの護衛にされるんだぞ…ってな。」

「それからオレと、アコ志望とラークは、半年近くもミョルニールを逃げ回るハメになった。」
派手にアルゴスをトレインし、赤芋虫に四分の三殺しにされ、ゴキブリにタカられ、泣きながらリスやカブトムシを焼いて食べた。
「追ってくるヤクザは、大量にオークウォリアーをペット化してやがった。」
勿論、囲まれなくともタイマン張った日には、三途の川に強制ダイブである。
「あんだけクソ高ェ属性武器売り捌いて、何であんな借金あるのか不思議でならないぜ…。」
「…幾らくらいだったんです? その借金とやらは。」
イヤな予感を好奇心が上回ったらしいネオジムが、ぼそりと尋ねるのに
「……ン万Mちょい、とか言ってたな…。」
…。
「ミルク何本分ですか。」
「赤ポ換算のが早いんじゃない…?」
「わからんが、多分白ポが眩暈するくらい買えるぞ、多分。」
レディがどういう経緯で、そんな多額の借金を抱えるハメになったのか、リリィが知ることは無かったが…
彼女自体、どんなトラブルでも巻き起こしそうな性格をしていたのは確かだ。
「アゴで使われてたな…。ラークなぞ、気分ひとつで絶壁から落とされてるとこ見たぞ。」
ネオジムは、ラークが女性を執拗に恐怖する理由を、ここで何~となく悟った。
「ンでもって、恐ろしく根に持つ女だった。」
地獄耳で地獄千里眼。
逃亡を企てた日には、漏れなくハンマー・ウォールの嵐である。
「…逃げられなかったんですか。」
「お前、ノビだぞ…ノビがミョルニールほっぽり出されて、一人で街まで出られるとでも思ってやがるのか?」

レベルは上がりに上がった。たった半年で、リリィは剣士に足るレベルに達することができたのだ。
「同時に、世間の辛酸も、あの女一人の存在でさんっざん嘗め尽くした。」
吐き捨てるリリィの口調に懐かしさは微かに存在していたが、郷愁らしきものは欠片として無かった。
「オレらがもう、転職できると判ると、あの女は一本のナイフを見せた。」



『アンタ達、アタシは支払いはキッチリ要求するタイプなの。』

『このナイフを御覧。アタシの印章が掘り込んである。』

『このナイフとアンタ達が再び出会う時、アタシはアンタ達に、支払いを要求するとするわ。』



「レディ・マイスターとはそれっきりだ…。」
長い昔話をかいつまみすぎたらしいリリィは、細く長く、三度目の溜息をついた。
「それ、何年くらい前の話さ?」
「かれこれ、5・6年前の話になるか…。」
だが、とリリィは言葉を継いだ。
「あの女はやる。やると言ったら絶対やる。」
はあ、と半分漏れたような返事をして、ラジウムは納得したようだ。かつかつと薄切りベーコンを齧り出す。
「ぅぅ、こうしてる間にも、あの女が来るかも知れない…」
「事情は判りました。」
キョロキョロと周囲を窺う兄に頷き、ネオジムはもう一度、手の中のナイフに目を落とした。
「そういう経緯なら、余計にこのナイフは兄さんに買い取って貰わなくては。」
「何でそうなるんだ!?」
エモ7(「ガビッ」なる専門用語)連打で問い返しまくるリリィに、ネオジムは涼しい顔をして言ってのけた。
「ナイフに出会ったとき、支払いを要求するってことは、見かけ次第このナイフを買えってことなんですよ。」
「はァ?」
「つまり…」
あぎあぎとベーコンを頬張りながら、ラジウムが答えを導く。
「自分の作品を買わせることで、自分の印章価値を上げようとしたってこと?」
深く、ネオジムが頷く。
「そうです。出回り次第買い取る人が居れば、その武器を打った鍛治屋の名前はいずれ必ず有名になりますから。」
「ああ? んなもん、オレが買い取ると思ってンのか?」
半眼で凄む黒犬の脇、ナイフをもてあそびながらネオジムは肩を竦める。
「支払いはキッチリする…というのが、レディ・マイスターの言葉なんでしょう?」
そろそろ熱さを帯び始めた朝の光が、きらり、『RM』の印章を煌かせた。
ネオジムは悪戯っぽく微笑む。
「やると言ったらやる…契約が果たされなかった時、レディは兄さんの所に来るかも知れませんよ?」

かくして、ネオジムは原価の40Kを取り戻し。
兄は過酷な過去の遺物を、今度こそ出会わないようにと祈りを込め、街の道具屋に二束三文で売り払った。



「ふぅん。良かったねえ、ネオちゃん♪ お人好しのお兄さんでv」
少しばかり洒落た酒場の一角で。
ラークとネオジムは、ささやかな祝賀会を催していた。
「ええ…ま、理屈で言いくるめちゃったんで、詐欺のようなものだと思いますが。」
今頃、赤貧にあえぐ兄はイズルードの海底ダンジョンで、徹夜のイカ退治を敢行している事だろう。
反省しますと、満足げな仏頂面は、自分のグラスをラークのグラスに軽く当てる。
こつん、と小さなショックで、からんと氷が歌った。
「いやいや、なかなかどうして♪」
褒めてるのか助長してるのか判らない祝辞を捧げまくりながら、弟子は琥珀色のウィスキーに思う。
(素直に…アタシの事忘れないでって、言えば良かったのにさ。)
今は遠い空の下にいるであろう、師匠に。
二番目の真実を見抜いた、青年に。
愛想でかためた苦笑を贈って、ラークは呟いた。
「ホントの想いと実益は、兼ねるもんじゃないねえ…」






【レディ・マイスターのナイフ】03.5.13 Am7;23
行き当たりばったりで書いた割には、オチが上手く行ったお話。
ラジウムさんの口調がまとまらず苦心しましたチクショウ。
レディ・マイスターの借金の理由と、何気なく考えてるアコライト志望のもう一人の犠牲者のお話もつらつらと考えてみてたり…気が向いたら書くやも。
ちなみに、レディ・マイスターというのは本名。レディさん。
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by radium_plus | 2006-12-07 00:26 | Works:The Bishop
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