登場人物 T・・・鬼百合 S・・・うさんくさい聖職者。セリ男。 【その1 甘味】 T「よぉS。くれてやるからコレ喰え(投げ渡す)」 S「(受け取り)ふむ、チョコレート。(まじまじ)」 T「…何見てやがんだ。」 S「いや、義理か本命か掴みかねてね。」 T「パチンコの景品だっつーの。」 S「ふむ。某コンビニでは見かけなくなったVIPなチョコレート…52玉。」 T「あー、そんな玉数だったかってお前何で知って」 S「やや本命、と」 T「誰がだ。あとメモるな。それとお前人の話聞け」 (誰も『バレンタインは11月じゃねえ』と突っ込まないまま) 【その2 郵政民営化】 T「いいんじゃねえかあ?」 S「メリットの方が国民全員の為にはなるだろうが…デメリットも否定できない程度にはあるがね。」 T「俺、簡保も地方居住でもねえしなァ」 S「自民党が支持されたことが、国民のそういった考えを如実に表していると言えるが…これが民主主義かと思うと、些か微妙なものだ。」 T「よおよおそう言やよう、ウチの地方ってよ、選挙行くとひまわりの種くれんだよな。」 S「しかし地方VS都市部の戦いというと、某米の国大統領の選挙を思い出す。歴史はやはり繰り返すものだ。状況も同じなら結果も同じだ」 T「炒めて喰ってみたらマジぃんだよこれが。よく見たらアレなのな、油の少ないやつなんだよ。違いがあるってマジ初めて知ったぜ。」 S「ならば某大統領のような結果が政権の先に待っているというのか? 新憲法前文の行く末が楽しみだな。圧制や人権侵害をどこまで武力で断絶する気かな。」 T「仕方ねーからハムスターにやったらコレも喰わねーんだよ。半分齧って残しやがって。更に仕方ねーっつって弟が庭に植えたらちゃんと生えたんだぜひまわり。スゲーなひまわり。ナイス生命力」 S「痔由民主党の出方次第で今後の自衛隊のあり方、ひいては国の在り方が変わるだろう。某神社参拝が英断と称えられる日は遠そうだが――…ね。」 (二人の共通点:通知表に『人の話を聞きましょう』と万年書かれた事) 【その3 芸術】 T「(爆睡)」 S「(レム睡眠)」 (僅かにして決定的な人間の差) 【その4 芸術2】 T「あ?」 S「まあ、偶には良いんじゃないか。」 T「絵だァ? 腹も膨れねーし意味わかんねーし眠ィし…」 S「だがしかし、危険物に親しんでおくのは有益だろう。前衛としては。」 T「危険物? 見てっと7日後にもれなく死ぬとかそんなか?」 S「違う違う。何故、絵画がよく取り締まられるか判らないのかね?」 T「??」 S「知らないか? とある高名な芸術家がこう言った。『芸術は即ち爆発物だ』と」 T「何ィ!?」 S「絵画・彫刻…これらは高価な物ほど爆発物としての純度が高く、素手で触ることすら忌避される恐るべき兵器なのだよ。よって、殆どの有名絵画は美術館の地下シェルターに隔離され安全をたもたれねばならない。」 T「おぉ、そういやあ警備員が立ってるよな…」 S「だが稀に、非常に稀に、絵画はその価値を惜しまれ人目に晒される。今回などはまさにその稀な機会だ。冒険者として危険をその肌で知る機会と言えるな。」 T「お、おー!」 (副題;インテリヤクザと突っ込みボケ) 【その5 オチ】 S「一日の内に、これほど君と口を利いたのは初めてかも知らんね。」 T「二度といらねーよンな機会」 S「おや、何故だね?」 T「お前ほど早めに滅びた方がいい人間も珍しいぞマジで」 S「俺は誠実だよ、これ以上ないほどに」 T「…もうそれ以上何もいわず黙って滅べ。ホントに。」
by radium_plus
| 2006-12-07 11:38
| Works:The Bishop
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Giouette:「温室の哲学者」のあれこれ
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